「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」ロゴマークを取得
一般社団法人SOEは、観光庁が推進する「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」に基づくロゴマーク使用申請について、2026年4月17日付で承認を受けました。
今後、観光庁ホームページ内の「JSTS-Dロゴマーク認定団体一覧」にも掲載される予定です。
SOEではこれまで、福井県鯖江市・越前市・越前町を中心とした工芸産地において、オープンファクトリーイベント「RENEW」をはじめ、通年型の産地ツアーの開発・運営、産地のものづくりを伝えるガイドの育成、近年では工芸宿「SUKU」の運営など、産業観光を軸とした地域づくりに取り組んできました。
あわせて、越前漆器・越前和紙・越前打刃物などの伝統工芸と、食・宿泊・体験を掛け合わせたプログラムの企画・造成など、地域資源を活かしたコーディネート事業にも取り組んでいます。近年は、欧米豪を中心とした海外富裕層旅行者の誘客にも力を入れ、産地における消費額向上を目指しながら、地域事業者と連携した体験価値の創出を進めています。
また、持続可能な観光地域づくりを推進するため、GSTC(Global Sustainable Tourism Council)の考え方に基づく研修や、「GSTC Professional Certificate in Sustainable Tourism」の取得(SOEスタッフ2名)にも取り組み、国際基準を踏まえた観光マネジメントへの理解と実践を深めています。
さらに、越前鯖江の伝統工芸の生業を、より高付加価値な経済モデルへと発展させるとともに、国際的な持続可能性基準を踏まえた産地づくりを進めることで、観光による収益を地域産業へ再投資しながら、次世代へとつながる「クリエイティブ・サステナブル産地」の実現を目指してまいります。
今回の認定をひとつの契機として、今後も地域の事業者や住民の方々と連携しながら、地域文化や産業を未来につないでいく持続可能な観光地域づくりを進めてまいります。
■JSTS-Dについて
「JSTS-D(Japan Sustainable Tourism Standard for Destinations)」は、観光庁が2020年6月に策定した「日本版持続可能な観光ガイドライン」です。
国際的な持続可能観光の基準であるGSTC(Global Sustainable Tourism Council)の考え方に準拠し、地域の環境・社会・経済の持続性を総合的に評価する指標として活用されています。
ロゴマークは、各地域やDMO等が持続可能な観光地マネジメントに取り組んでいることを示すものであり、地域のブランディングや国際的な競争力向上につながることが期待されています。
▶ 観光庁「JSTS-Dロゴマーク認定団体一覧」
観光庁 JSTS-Dロゴマーク認定団体一覧
▶ GSTC Professional Certificate in Sustainable Tourism
GSTCが実施する、持続可能な観光に関する国際基準を学ぶための専門研修・認証プログラムです。世界的に認められたサステナブル・ツーリズムの基準に基づき、観光地域や観光事業における持続可能なマネジメントへの理解を深めることを目的としています。