
スクール|越前鯖江デザイン経営スクール(令和6年度)
「これからの地域を支えるデザイン経営」を本気で学ぶ場所「越前鯖江デザイン経営スクール」が、鯖江市と越前市の共催により2023年にスタート。1年間に渡る運営・事務局を担当しました。スクールの柱となるのは「デザイン経営シンポジウム」「これからの価値づくりセミナー」そして「商品・サービス開発プロジェクト」。これら3つの学びの場を通して、デザイン経営の視点をもつ事業者や広義のデザインを実践するクリエイター、そして彼らを支える右腕人材を越前鯖江エリアに増やすことを目指します。
【実施概要】
主催|越前鯖江デザイン経営スクール実行委員会
共催|鯖江市/越前市
後援|福井県/近畿経済産業局/中小企業基盤整備機構/鯖江商工会議所/武生商工会議所/越前市商工会/福井県眼鏡協会/鯖江市繊維協会/越前漆器協同組合/福井県和紙工業協同組合/越前打刃物産地協同組合連合会/越前指物協同組合
運営体制|・合同会社ツギ(デザイン/ディレクション)
・株式會社ヒュージ(ディレクション)
・一般社団法人SOE(事務局業務)
①シンポジウム「こわくないデザイン- 経営とデザインとの付き合い方を探る- 」
デザイン経営に精通するトッププレイヤーの基調講演と、デザイン経営を実践する産地企業4社によるパネルディスカッションを通し、産地の未来像を探る。
1)基調講演(60分)
講師:西澤 明洋 氏(エイトブランディングデザイン代表)
演題:「ブランディングデザインと経営戦略」
2)パネルディスカッション〈第1部〉(40分)
登壇:増谷 浩司 氏(龍泉刃物 代表取締役会長)
渡辺 弘明 氏(株式会社プレーン 代表取締役)
演題:「他業種と協働するデザイン経営(仮)」
モデレーター:内田 裕規(株式會社ヒュージ 代表)
3)パネルディスカッション〈第2部〉(40分)
登壇:吉川 精一 氏(株式会社キッソオ 代表取締役)
澤田 渉平 氏(沢正眼鏡株式会社 専務)
演題:「ものづくり事業者の考える持続可能な産業」
モデレーター:新山 直広(TSUGI LLC.代表 / 一般社団法人SOE副理事)
②「これからの価値づくりセミナー」
「サーキュラーエコノミー」や「適量生産」「サービスデザイン」などのキーワードを通し、デザインの構想力により社会の中の大きなシステムを持続させる可能性を学びます。
・9/14|小平 勘太 氏(小平株式会社 代表取締役社長)
『地域企業の理念経営/組織のアップデート』
・10/12| 青木 亮作 氏(株式会社TENT 代表)
『デザインと経営との関わり・デザイナー3.0』
・11/16|寺井 正幸 氏(ごみの学校 運営代表)
『 コミュニケーションから生まれる、ごみの新たな可能性 』
・12/14| 高野 翔 氏(福井県立大学 准教授/ウェルビーイング学会 理事)
『地域のウェルビーイングを支える居場所と舞台』
・1/18| 松本 勘太夫 氏(GOSHOEN/株式会社マツ勘代表)
『企業と地域の価値をつくる 拠点づくりと働き方』
・2/15| 田中 輝美 氏(ローカルジャーナリスト)
『これからの地域と未来をデザインする』
③「商品・サービス開発プロジェクト」
越前鯖江の企業と参加者(市内外のクリエイターやプロジェクトマネージャーなどの右腕人材の卵)を結びつけ、これからの時代にあった商品やサービスを開発する実践型のデザインスクールを実施。約半年間を通し、広義のデザイン視点を携えた協働の姿勢を育みます。
参加者|13名(県内9名・県外4名)
参加事業者|4社
1. 高橋工芸(塗装)
2. サカエマーク(印刷・加工)
3. 中西木材(製材・加工)
4. 山伝製紙(和紙)
伴走講師|4名
・内田 裕規 / 株式會社ヒュージ 代表
・新山 直広 / 合同会社ツギ代表、一般社団法人SOE副理事
・時岡 壮太 / 株式会社デキタ代表
・内田 友紀 / YET代表、Re:public inc. ディレクター
「商品・サービス開発プロジェクト / 最終発表会」
日時|2025年3月2日(土)13:00-16:00
会場|福井ものづくりキャンパス (2階小ホール)
参加|約150名
ゲスト|千石 あや 氏(中川政七商店 十四代 代表取締役社長)
坂本 大祐 氏(オフィスキャンプ代表社員)